2点差の喜びと痛み

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24日、近鉄花園ラグビー場にて行われた2試合目は近鉄ライナーズ対
NECグリーンロケッツ。80分終了を告げる笛の音が響いた瞬間、目に
映った光景は明暗、その両方でした。
@ノーサイド


@後半33分、坂本選手(近鉄)のトライ。アングルを変え走りこんだ坂本選手の
前に、ゴールラインまでのトライロードがスパーンとあいた、そんな印象。
@重枝選手(写真右、近鉄)。目に光るものが見えたような気が・・・・・・
@ノーサイド後、近鉄が攻め込んできたゴール側から。
後半しか見ることができず、近鉄が攻めてくるゴール裏にいたので、
後半30分過ぎからは、もう何が何だか(苦笑)。「ウォー」とか、「キター」とか
心の中で叫んでしまいました。
試合後の会見、敗戦のNECグリーンロケッツ、熊谷主将。報道陣から、
残り僅かでボールを失ってしまったのはなぜか、という質問に対し、
深いため息をつき、しばらく考えてから「あの時間にやることの意思統一は
できていた。あとは・・・・・・、プレッシャーや個人スキルの差、それだけではないけど、
試合直後の今、答えはでません」と。
一方、2点差の逆転勝利、近鉄のゲームキャプテン大西選手。近鉄らしさが
出る時間帯への質問に対し、「スイッチの入る瞬間が鮮明にわかれば、
これほどの苦労はしません」と苦笑いしつつ、「いつ入るのか、というのは
自分自身でもわかりませんが、そうですね。点差が開いたらでしょうか」と。
第5節、石川でヤマハと引き分けた試合後にアタックした時、「追いかける
立場にならないと、力を出せないというのは問題点のひとつ」と話していた
のですが、まさか今節もこういう展開になるとは予想せず・・・・・・。
2点差で得た喜び、2点差で受けた痛み。ここで出た課題を1ヶ月の休止期間で
しっかりと修正し、11月末の再開には元気な両チームを見ることができます
ように。近鉄もNECも、それが出来るチームだと、私は思っています。
@写真右、田中正純選手(近鉄)。局面でボールを奪い、積極的に前へと
仕掛ける姿勢は幾度となく目に焼きつきました

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