先週末のことですが、鈴鹿で行われた「東海ブロックU17トレーニングキャンプ」の
2日目の様子など。選手達の元気さや輝きは毎年のことですが、今年は
指導にあたる先生方の空気が、「おやっ、ちょっと違うぞ」、なんて。
2004年度から活動を開始しているブロック講習会ですが、今年は
「JRFU戦略計画2010-2019」に掲げる、ユース強化施策の一貫である「9ブロック
システムを活用した継続強化」施策に基づき実施するものであり、発表済のユース
強化体制の下確立を目指す「一貫指導体制」の中核活動という位置付け。
難しいことを書きましたが、ブロックごとの講習へ本格的に日本協会・高体連
からコーチを派遣し、指導にあたって全国基準の一貫性を持たせる、
という感じでしょうか。昨年は、東福岡の谷崎先生がスポット参加でしたが
(谷崎先生も協会から派遣)、今年は2泊3日の帯同で高体連と協会から
スタッフが本格的に参加。ブロック講習会の目的にも、「指導者のスキルアップも
図る」と、記載がありましたのである意味、選手達より指導者の空気に
少なからず緊張感の見えたような気がしました(あくまで、個人的な感想ね)。
そのあたりを、中竹竜二@コーチングディレクターにアタック。
「これまで力の強い県の色が強かったと思う中で、ブロックとしてどうやるか。きちんと
整備をした上で、お互いが今まで以上に協力していくことが、各県、各ブロックの
ためであり、ひいては日本ラグビーのためになると考えています。
選手は見ていますが、まず指導者の育成が僕に与えられた役割のひとつ。だから、
今回のキャンプも、ミーティングの連続で先生方はきつかったと思います。ゲキも
飛ばしましたから(夕食後、4時間近いミーティングとお聞きしびっくり@@)
U17との接点はこれで構築できるので今後、それぞれに同じようなプログラムを実施
できるよう、今は種蒔きの時期。僕ら、コーチングの勝負は今年です」
中竹さん、ありがとうございました(岐阜の前田先生、ありがとうございました)。
余談というか。4県揃うと厳しさはあるもののどことなーく、お互いの素直さが空気として
伝わってくる印象を、どの大会に行っても感じるのですが、今回のキャンプは、これまでに
ない、ピリピリ感が先生方の表情からも伝わってきたような。
(皆さん、2日目にして表情が・・・・・・)
選手はもとより、選手を見守り育てる先生も、そして私も?、いろんな場面で
お互い切磋琢磨しあう、その積み重ねがいずれは、日本ラグビーの
底辺の力になる、といった中竹さんのお話には、本当に感謝。ありがとうございます。
さて、選手の方は、お互いの声に対する反応が遅くなり気味。そこに関しては
練習外でもコミュニケーションを深め、高い意識で取り組みましょ。県外の
みんなとメールアドレスなど、交換した、どう、どう??(微笑)。
>sanopowerさま
コメントをいただき、ありがとうございます。2日目は雨が降ったりやんだりでしたが、
選手達は元気に取り組んでいました。彼らの目の輝きは、これからが楽しみです!
【Photo@26日】東海ブロックU17トレーニングキャンプ
@東海4県揃うと、ジャージも色とりどり
@ロシアで開催されたJWRTに参加された海野トレーナー。
@レアだからと言われた、星野先生のサクラ姿