「第11回全国選抜大会」にチャレンジ枠で木本(三重)が初出場

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冬の花園、春の熊谷といわれるよう、高校ラグビー春の風物詩、
「第11回全国高等学校選抜大会」のチャレンジ枠として三重県の木本高校が初選出。
4月1日から熊谷(埼玉)にて開催される全国の舞台でその勇姿を披露します。
チャレンジ枠にて嬉しい初出場となる木本高校。三重県内でもラグビー部の歴史は
古く、過去5回、全国大会(花園)に出場するも、昭和63年を最後に全国の舞台に
顔を出すことはなく、県内ではベスト4を維持するものの、三重県の
最も南に位置する地理的な要因などから人口の減少、生徒数の減少もあり、
部員確保がままならなかった時期がありました。しかし、そんな厳しい環境の中、
木本高校ラグビー部OBをはじめ地域をあげたラグビーに対する情熱は、
後世に残す、継続の灯を絶やすことなく大切に守り続け、社会人や大学の
トップチームを招待しての「熊野市ラグビー祭」を毎年実施するなど、
ラグビースクール、中学、高校とラグビーの楽しさを教え、続けられる
環境をずっと整備してきました。


三重県内のジュニア、スクールは4つ(四日市、鈴鹿、名張、熊野かな。違っていたら
教えてくださいませ)。中学校は2校(木本、有馬かな)。今の木本の2年生は、
彼らが中3の時、第13回全国ジュニアのAブロック4位の成績を残したチームの12人が
進学。成長の軌跡は、昨年夏の県総体準決勝で20年ぶりに四日市農芸を破ったよう、
めざましい活躍。地域と共に積み重ねてきたものがここにきて開花。すごいなと
尊敬の念です。
地域的に三重県最南端。和歌山との県境に近いこともあり、練習試合を組むも、
遠征に費やす時間のやりくりは大変で特に夏、菅平までは車で約8時間ほど、
片道550キロの大移動。木本だけではなくそうした学校は多々あると思いますが、
そういう話を聞き、姿を見ているだけに、やっぱりすごいなと。
間もなく教職定年をむかえる大徳先生にとっても、今年は思い入れがある1年間に
なるのでは。そこへ全国出場の記録が刻まれるというのは、やっぱり感慨深い
ものがあって、本当に嬉しいな。OBでもあるホンダヒートの嶋選手も
きっと喜んでいるはず(微笑)。
このリリースを見た時、本当に嬉しくて、心から嬉しくて、父母会、OB会を
はじめずっと応援してきた方々の笑顔を想像するとまた、嬉しくてつい、ホロリ。
年とともに、涙もろくなりました。
木本は3月13日から関(岐阜)にて開催される東海選抜のAブロックへ出場。
2つ勝ち上がり木本が決勝に進んだ場合は、同日に行われる3位決定戦(Aブロックのみ)の
勝ちチームが選抜出場となります。
木本を含め、東海ブロックから計3校出場というのは、追いかける側としては本当に
嬉しい限り。熊谷が私を呼んでいる?、そんな気がしてきました(微笑)。
@胸張って行こう、全国選抜へ
木本高校の皆様、選抜初出場、おめでとうございます。木高魂をぜひ、熊谷でも
見せて欲しいと願っています。それにはまず、東海選抜で、元気な姿と
お会いできること、楽しみにしています。
全国高体連ラグビー専門部公式サイト
「木本高校の成長」(2009年5月末、県総体で四日市農芸を撃破)

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