第23回横地杯

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11日(日)、西陵高校グラウンドにて、西陵と旭野の定期戦「横地杯」が
行われました。
【横地杯とは?】
横地杯は、西陵高校ラグビー部が創部した昭和24年当時、指導に関わっていただいた
横地孝彦先生と、旭野高校ラグビー部監督の横地清人先生(現、明和高校ラグビー部監督)
が親子で、同じ県内にてラグビーをしているのも縁であり、西陵高校ラグビー部
創部40周年の記念に先生のお名前を冠とし、「横地杯」として創設された、
西陵と旭野の定期戦です。監督は両校とも変わりましたが、世代を越えても
交流は続き、毎年4月の第2週あたりを予定とし行われています」
今年で23回目をむかえる「横地杯」。過去の記録は西陵の20勝2敗。旭野があげた
2勝は第10回大会@1997年(西陵22-24旭野)、第14回@2001年度(西陵12-34)。
私は足を運ぶのが今回で3回と、その歴史には到底及ばないひよっこですが、こうした
ご縁を機に、大会の風景を末永く記録に残していくお手伝いが微力ながらできれば、
なんて。
グラウンドでお世話になった皆様、ありがとうございました。山田先生、
いつも本当にありがとうございます。
西陵、旭野と次に会えるのは総体の支部予選でしょうか。
みんなの成長、楽しみにしています。


【試合結果@第23回横地杯】
☆A戦☆
旭野 15-12 西陵(前半:10-5、後半:5-7)
元記録は西陵高校のマネージャー日誌でいいのでしょうか。過去の記録を見ると、
旭野の勝利は9年ぶり、3回目かと(全国選抜出場の年@2005年、18回大会は、
14-10と僅差で敗戦に様子。間違いあれば訂正しますので教えていただけますよう
よろしくお願い申し上げます)。
市川OB会長より「清々しい季節、日頃の練習成果を思いっきり発揮して欲しい」と
エールをいただき始まった定期戦は、旭野のキックオフで前半開始。
敵陣でボールを支配しリズムを掴み始めた旭野は途中、西陵のモールなどで
自陣に押し戻される時間があったものの、半ば過ぎあたり、FB牧野選手の
トライで先制。その後、押し込んだモールを起点に追加トライをあげ10-0とリード。
粘りを見せ西陵が1本返し前半は10-5で折り返し。後半に入り、旭野は早い時間帯に
ゴール前でフォワードがラックを連取し前へボールを動かすも、ゴールラインまで
届かず。逆に西陵が敵陣ゴール前でモールを押し込み、ゴールキックも決まり10-12と
逆転。僅差でむかえた残り10分、近場を攻めつつ、機を見てバックスに展開する
旭野は、西陵の連続ペナルティで得たゴール前のチャンスで、トライを取りきって
再度15-12と逆転。1トライで逆転と手に汗握る攻防は最後、旭野が前に出続けながら
守りきってノーサイド。
試合後、旭野の橋本監督は「練習してきたボールを立って繋ぐことが試合で出来た
のが勝因のひとつ。トライの取り方もよかったし、ボールをよく動かすことが
できたと思う。取られはしたものの前半、早い時間での西陵のモールを止めることが
でき、これが大きかった」と、横地杯を持ち帰った選手達の頑張りに目を細めて
いました。
横地杯のトロフィーを手にした選手達からは「滅多に触れんから、触っとけ」、と
いった声が聞こえちょっと微笑ましいなと。日々の積み重ねが結果に、形に残った
大切な日。旭野ラグビー部の皆様、おめでとうございます。
@トロフィーを囲んで
結果はでませんでしたが、新人大会以降の西陵の成長にも期待大。総体支部予選は
もう目の前。顔を上げて前に進んで欲しいなと願っています。
【Photo@横地杯、A戦より】
西陵(黒)、旭野(赤)
@レフリーは小原先生。
@ノーサイド後。彼らだけの世界、言葉に出さなくても通じるもの、あるんだろうな。

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コメント

  1. mouming より:

    ラグビーマガジン6月号でご紹介ありがとう御座います。
    これでまた励みなることでしょう。

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