世界への第1歩@U23女子7人制日本代表、香港へGO!

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3月26日、香港にて開催の「香港ウィメンズセブンズ
(Cable & Wireless Hong Kong Women’s Rugby Sevens 2010)」に向け、
U23女子7人制日本代表は明日23日、成田に集合し出発。壮行試合で
いいのかな、21日に瑞穂で行われた「Japan Women’s Sevens 2010」の
最終ゲームでトーナメント優勝の名古屋レディース、準優勝のPHOENIXと対戦。
押される場面が多少あったものの、大きく崩されることはなく、
短い合宿での成果や各自の持ち味を出し切ったようで、チームの仕上がりは
順調な様子。というわけで試合後、チームを率いる黒岩ヘッドコーチにアタック。
香港大会に向けた意気込みなどをお聞きしました。


「高校生をはじめ、半分ほどは代表経験を持たない選手を含む若いチームなので、
今日は思い切ってやろうと、声をかけ送り出しました。対戦相手に日本代表と
して活躍、女子ラグビーを支えてきた選手が多くいたこともあって、自分達の
プレーに緊張や不安があったと思います。が、彼女らはそれを乗り越え
最後まで走りきってくれました。
@Japan Women’s Sevens 2010より
Japan Women’s Sevens 2010という大きな舞台で一生懸命プレーしたことは
合格点。技術的にはこれから、という感じでしょうか。
このチームが掲げる香港でのテーマは、世界を知ること、イコール
『世界への第1歩』。正式種目として採用された2016年の夏季オリンピック
に向けた5年計画の第1歩となります。今、世界との大きな差といえば
体格ですが、香港大会の予選プールで同組にいるタイ、香港に関しては
体格という部分で大きな差はないと思っています。ここで2勝して決勝
トーナメントに進出したいと考えています。
@Japan Women’s Sevens 2010より
このメンバーは今後を担う世代。自分を信じ、自分達が持つ力を全員が
信じ貫くことで、不安の壁や経験不足という声を乗り越え、大会を通じ成長して欲しい。
コーチ陣にもプレッシャーはかかりますが、進む道を手助けができるよう、
頑張りたいと思います」
黒岩ヘッドコーチ、ありがとうございました。
Japan Women’s Sevens 2010の最終ゲームで初めて(すみません)、
U23女子7人制日本代表を見ましたが、ここぞという場面のディフェンスで
存在感を発揮する主将の鈴木彩香選手をはじめ、スピードや個人が持つ
アタック能力はとても高いものがあるかなと。香港では黒岩ヘッドコーチも
おっしゃっていたよう、思いっきりプレーし、世界を存分に体験してきて
欲しいな。
@Japan Women’s Sevens 2010より
「頑張って!」と多くの声が送られていた閉会式。こういう光景も
壮行試合ならでは。仲間の熱く温かいエールをうけ、いざ香港に。
実りある、充実した時間を過ごせますように。日本から応援したいと思います。
(香港協会ホームページを見たところ、大会名称が『大東電報局香港女子七人
欖球賽2010』とあって、なるほど。参加12チームが4つのプールにわかれます。
【PoolA】
Aussieazons
AGRFU
Singapore
【PoolB】
China
Malaysia
PNG
【PoolC】
Thailand
Japan
Hong Kong
【PoolD】
NZ Aotearoa Maori
Kazakhstan
SA Tuks
日本はタイと香港と同組のプールC。初戦は香港、キックオフは8:10(現地時間かなー)。
2戦目は10:50、タイと対戦です。頑張れ、U23女子7人制日本代表!
女子ラグビーフットボール連盟
日本ラグビーフットボール協会

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