6日、天理@親里にて行われた高校日本代表候補セレクション合宿。
午後からは35分ハーフのマッチゲームが行われた中のひとつの風景を。
セットプレーでディフェンスに回った赤チーム(ジャージの色分けがレッドと
グレーのため)のバックス選手からひときわ大きな声。
「見たー!、見たー!」
トイメンの選手を指差し確認し、声を出していたのは竹中祥選手。
35分ハーフの間、ずっと続き途切れることがなかったその声に
引っ張られたのか、何人かの選手も「見た!」と、声をあげていて、影響力、恐るべし。
ディフェンスでトイメンを確認する時、ジュニアでよく見る光景。個人的には
高杉中やあずま中を思いだす(最近は北陵中も)のですが、それを竹中選手が
ずっとやっていたことにビックリ。そのおかげなのか、赤チームはディフェンスの
出足が鋭く、松井先生がおっしゃっていた「速さ」に対する反応が非常に
よかった気がしました。
@竹中選手の「見た!」
竹中選手は、この「見た!」をセットのディフェンスの場面で繰り返し、繰り返し
やっていて、こういう勧め方は、賛否両論あるでしょうが、トイメンの
選手を確認し、「見た!」をノーサイドまでやり続けたら、竹中選手に一歩、
近づくかも。
そして、いつかは竹中選手を超えることができるかも(微笑)。
こういう合宿を見ていつも思うことのひとつが、基本の大切さ。それができている
からこそ、招集されている。改めて、そのことを強く感じました。
日本ラグビーフットボール協会に、このセレクション合宿の様子がアップされて
いますので、ぜひ、アクセスを。
日本ラグビーフットボール協会