復活の日には必ず

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ラグビー部の存続というのは、社会人もそうですが学校も同じで
特に、指導の先生が異動し次の顧問の先生が来なければ、次年度まで
外部指導者の方が部を見られ、新しく先生が赴任されるのを待つという状況が多く、
もちろん、待つだけではなく先生方をはじめとする多くの関係者の方が
いろいろな手をうたれているなど、ラグビーの灯を絶やさないように、
と願う想いの強さは、本当に頭がさがります。
いろいろな事情で廃部になってしまった学校については本当に残念に
思いますが、その一方で、痛みを乗り越え復活、という嬉しいニュースも
耳にしました。
矢田中。黄色と黒のタイガージャージはこの2年、新規の部員を募集しておらず、
今春、卒業した3年生が最後の部員でした。伝統あるジャージが途絶える、
というのはさみしいし、一度消えた火を復活させるには、ものすごく時間が
かかるだろう、そう思っていました。が、4月。ラグビーの指導経験を持つ先生が異動。
学校側も「部を復活」という方向とのこと。心の底から「よかった」、
そしてタイガージャージを見ることができるのが「本当に嬉しい」。
今からその日が待ち遠しくて(微笑)。
もう1校は尾西高校。こちらも十数年前、ラグビー部は廃部となってしまいましたが、
レフリーでも活躍されている山田真人先生が、学校側に粘り強く訴えかけ、理解を得て
今年から部員の募集をはじめるとのこと。熱意の継続がこうしてひとつの形に
なることは本当に嬉しい限り。ぜひ、ラグビー部の門をくぐって欲しいなと願っています。
「ラグビー」と聞くと、多くの人はまずいろいろな心配があるでしょう。
生身の体どうしがぶつかればケガの心配もあります。
洗濯の量も増えます。疲れて勉強まで手が回らなくなるかもしれません。
でも、ラグビーの周りにいることで人としては大きく成長できる。
私はそういう光景をいくつも目にしてきました。何より、ラグビーをやっている子たちの
挨拶は素晴らしい。これは自信を持って言えます(というか、私は彼らの
挨拶を見て、自分の至らなさを痛感し逆に挨拶を教えてもらいました)
この2校以外にも、東海圏をはじめ全国で、立ち上げたり、復活している
ラグビー部がいくつもあると思います。
月並みな言葉ですが、関わった人の数だけ、喜びは大きくなるし、辛さは
分かち合えると思います。一緒に続けましょ。その笑顔を、記録として
撮らせていただける日まで、私も何としてでも(微笑)。
@人数が少ない中、津賀田中との合同チームで頑張ってきた矢田中。
部員募集の再開は本当に嬉しかったです。卒業生のひとり、有川選手は
高校へ進んでもラグビーを続けるとのこと。嬉しいです^^

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