この悔しさを

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第46回全国大学選手権は帝京大が初優勝。岩出監督をはじめ、帝京大ラグビー部を
支えた皆様、おめでとうございます&お疲れ様でした。
正月越えのチームは、地区対抗大学ラグビーを除けば4校。それは4校以外はすでに
新チームがスタートしているわけで、各大学から新体制の声も聞こえはじめていますね。


昨年、ふとした巡り合わせから個人的に注目するようになった大学のひとつが、
天理大学。今の4年生のラスト公式戦が大学選手権2回戦@瑞穂で、不思議な縁を
感じたり。その中で、さほど大きくないながらも、ここぞという時に体を張り、
仲間の深く強い信頼を得ていた、と感じたのが主将の正城選手。昨年の7月、
天理大白川グラウンドへお邪魔した時は負傷の影響で試合へ出ていなかった
ことや、なかなか関西大学リーグへお邪魔する機会がなく、アタックできずに
いたのですが、12月27日、東海大との試合後、突撃アタック。
ご紹介が遅くなり申し訳ありませんでした。
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「東海大さんが強い、というのはわかっていましたが、気持ちだけは絶対に
負けないと。関西の全体的なイメージはいけいけで、それがどれだけ通用するか、
そんな思いで試合に臨みました。試合後の感想?、もちろん悔しいです。
向こうがうちのことをなめてかかってくれば、そこに付け入るスキがあった
のかもしれませんが、そんなこと全くなくて。結果は残念で、僕らの代は
終わりますが、一番上のチームとやれたことは、天大ラグビー部にとって
プラスだった、そう感じています。
@正城主将
何が違うか、そうですね・・・・・・。一つで止められないコンタクトであったり、
展開のスピードやボールが停滞していても、何らかのプレッシャーがあったり。
後はブレイクダウンの執念。これは関西ではちょっと経験したことがないような感覚でした。
4年生として最後の試合、僕らの気持ちが後輩に伝わっているかなー(微笑)。
東海とは、もう一回やったとして、今日のように負ける相手ではないはず。
後輩に託す、というか月並みな言葉ですが、この悔しさを胸に、天大ラグビー部の
歴史を積み重ねて欲しいなと願っています」
正城選手。本当にありがとうございました。
@12月27日、対東海大戦より
正城選手をはじめ4年生が見せてきた背中、その想い。受け止めた新チームの
スタート。これからの1年、出来る限り見守っていきたいなと思います。
小松監督をはじめ、皆様。新しいシーズンもよろしくお願い申し上げます!

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