すでにトヨタ自動車ヴェルブリッツの新体制が発表されていますが、
その中で、リーダーの役割を担う後藤彰友選手。馬場選手に引き続き、
アタック!(4月10日)。後藤選手、ありがとうございました。
@ランニング中ー
後藤選手は今年が3年目のシーズン。1年目は公式戦に4試合出場、
昨シーズン、活躍が期待されましたが(記憶が正しければ)練習試合で負傷。
手術、リハビリの苦しい1年を過ごしてきたと想像します。
今年、リーダーの話を聞いたとき、まず「去年のシーズンは何もしていないのに、
どうして僕?」という想いがあったそうです。そうはいっても、後藤選手。
リーダーという名前はあるけど、北川選手、菊谷選手らと一緒になって少しでも
役にたてたらと、静かな意気込み。
口調は、真面目さがストレートに伝わってくる印象で、今はまだ、完全復帰
とまではいきませんけど、グラウンドでの練習に合流し、仲間と一緒に汗を流す
状態を「まず、ラグビーができることが幸せ。本当に楽しい。リハビリの苦しい
時代を思えば、非常に充実している」と。
負傷し、チームを外から見た時間は、自分を見つめなおすことができた時間
でもあった様子。「ケガをしたことで、感謝の気持ちを改めて感じました。
例えばトレーナであり、僕を支えてくれている人がいることは、自分一人が
苦しんでいるわけではないと、再認識しました」。
また、グラウンドへの復帰を支えたひとつが「昨シーズンの結果ですね。
トヨタはもっと実力があり、8位で終わるチームではない。勝ちきれないことに
対し、自分が何もできない悔しさ。この気持ちです」と、復帰に対する強い想い。
悔しさをバネにして・・・、ここまできたという感じでしょうか。
ただ、後藤選手のポジションには日本代表の北川選手をはじめ外国人選手や
若手の成長株など、復帰しても待ち受けるのは激しいポジション争い。
「これからですよ」と、質問に対し前をに答える横顔からは、ケガを克服し、
何かをやってくれる強さの光がある、そんな期待を抱かせてくれた印象。
そして、丁寧に言葉を選びながら話す様子は、本当に好青年。ぜひ、頑張って
欲しいなと。
激しく厳しいポジション争いの中、日ごろの練習から手を抜くことなく本気モードで
取り組むのは、高校・大学を通じ自ら学んできた積み重ね。どうせやるなら実になる
練習をと、千種高校で桑田先生(現三好高校ラグビー部)、
鈴木先生(現瑞陵高校ラグビー部)に、早稲田大学では
清宮監督(現サントリーサンゴリアス)、中竹監督の指導を受け、考えて
おこなうことを大切にしてきたから。目立たない部分で周りの選手と違う部分も
見せていきたいと努力家の一面を。
@トレーニング中ー
グラウンド復帰は本人が一番嬉しい。とはいえ、同じくファンも後藤選手が
グラウンドへ帰ってくること、首をながーくして待っています(微笑)。
グラウンドへ戻れる喜びを胸にした後藤選手のトップスピード、フルコンタクト。
今年、期待しています。
と、そうこうしているうちに、トヨタのオープン戦情報がオフィシャルホームページへ
アップされました。4試合と少な目ですが、日野自動車との定期戦、今年は
ホームのトヨタスポーツセンター。きっとOB戦もやってくれるはず。
ものすごーく、楽しみです(微笑)。
こんばんわ。
今季、後藤選手がリーダーになってとても嬉しいです!ラグビーとは直接関係はないですが、後藤選手が07-08シーズンのサントリー戦のとき、試合中にレフリーの話(注意)をわざわざヘッドキャップを外して聞いていたことで好感度大でした(*^ ^*)それに、試合後などにせっせと片付けをしたりグラウンド外でこまごまと働いている姿をよく目にしていたので、ひそかに(笑)応援していました。早くグラウンド上で活躍する姿が見たいです。