トップリーグは今週末に第3節が開催。始まるまでは待ち遠しかった
リーグも、始まってしまえば早いなーと（微笑）。
地元でもある東海地区を拠点に、トップリーグで活動しているのが、
ヤマハ発動機ジュビロ、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、そしてHonda HEATと
3チーム。幸せなことです。
特に、トヨタ自動車ヴェルブリッツは外国人選手を含め12人が新加入。
賑やかな雰囲気で練習が行われている光景は、昨シーズンを思えば･･････（涙目）。
その中から春から存在感をアピールしていた山内貴之選手（東海大）にアタック。
トヨタラグビーの将来を支える力に迫ってみました。
「社会人デビューは春のホンダ戦。その頃は、雰囲気などいろいろ、大学と
真逆のタイプで、僕は一体どうしたらいいんだろうと、戸惑い、というか迷いが
ありました。でも、日々の練習を重ね、日野戦ではスタンドオフをやらせて
いただくなどいろいろなことにチャレンジできました。でもまだまだ。
自分のカラーを捨てず、もっとチームに溶け込んでいきたいと思っています。
多くの新人が入団した、イコール将来を支えていかなければ。今、麻田さんの年が
7年目で、そのメンバーの方々がトヨタの中心選手になっている。だから、
人数の多い僕らの年も、それを引き継ぐというか、5年後あたりには中心選手と
なりチームを引っ張っていく、そういう想いはあります。
＠8月27日の練習風景より
開幕戦でファーストジャージをいただきました。でも、ジャージを着るだけでは
満足できない。同期ですでにデビューしている選手に、同じポジションの先輩にも
負けたくはありません。
僕なりのカラーを出しプレーすることで、声援の大きさ、その期待に応えて
いきたいと思っています」
（お話は、9月8日にお聞きしました）
山内選手、ありがとうございました。
（「新人のうちは、横着・横柄でいて欲しい。萎縮することなく思い切って
プレーすることを期待している」＠石井監督より）
（「大学時代はバイスで頼りになる存在でした」＠同期のヤマハ岸選手より）
感じ方は人それぞれですが、山内選手を見ていると本当に元気をもらえるというか、
プレー姿を見るのが楽しみで、楽しみで。練習においても積極的に声を出し、周りの
先輩とコミュニケーションをとるなど、新風というか、これまでにない色がトヨタに
来た！という印象。
物怖じしない態度は、時に反感を買ってしまうことがないのかと心配はしますが、
そこはトヨタ。先輩方が温かく（ハラハラしながらも）見守っている様子。
いいチームワークだよなと。
5年後、今年入団の誰かがチームの先頭に立つ。その光景を想像するだけで、
これからが楽しみだよなー。そういう夢を感じさせてくれる山内選手、応援しています。
トヨタ自動車ラグビー部オフィシャルサイト
トヨタ自動車ヴェルブリッツの第3節は、9月19日（土）、豊田スタジアムにて
近鉄ライナーズと対戦。キックオフは18時です。地元開催、ということで、
今回も多くのイベントが皆様の来場をお待ちしております。ぜひ、足をお運び
いただき、トップリーグの熱をLIVEで感じていただければ、嬉しく思います。
