春日丘、4年連続で全国選抜へ

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14日に行われた東海選抜のAブロック準決勝、春日丘対朝明。朝明が前半に
PGを決め先制。固いディフェンスが互いのゲインを許さず、両キッカーが
慎重にエリアを取るなど、新人戦ながら落ち着いたゲーム運びで一進一退の攻防。
後半15分あたり、8人中1年生が5人(準決勝メンバー)と躍動感あふれる
春日丘FW陣が丁寧にボールをリサイクルし、朝明ゴール前でラックを連取。
そろそろBKに展開するかと思った瞬間、春日丘SO大西選手がポッカリと
あいた右のスペースにキックパス。待ち構えたWTB中嶋選手が確実なキャッチから
右隅へ飛び込み逆転のトライ。FB犬飼選手のGKも決まり7-3と逆転し、
春日丘が決勝へ進出。そのシーンの前、やけにラインギリギリで中嶋選手が
待っているよなと思っていた方々も多かったようですが、私の意識はそこまで回らず。
ただ、あの局面でキックパスを選択し、トライまで持っていったことは、お世辞でもなく
本当にあっぱれ。素晴らしいのヒトコトに尽きると思いました。


試合後の宮地監督(春日丘)は、
「WTB中嶋のトライは、SO大西の選択もよかったが、その前に朝明ゴール前で
FW陣が体を張りボールのリサイクルが出来た結果。去年、決勝で負けている
相手、また愛知2校が準決勝で負けられない、という思いで選手をグラウンドへ
送り出しました。今日勝てば全国。次に繋がる楽しみを自分達で作るという気持ちが
ひとつになったこと。また、ミスが次に繋がらなかったことも、勝因かなと思っています」
@ゴール前、粘り強くFW陣がアタック
@SO大西選手。厳しい試合を経験し大きく成長
これで全国選抜へ4年連続出場の春日丘。チームを最後尾から見守る
FB犬飼選手は「ノーサイドの笛を聞いた時は、達成感を感じました。新チームに
なってから勝てない時期もありましたが、今日の勝利はやってきたことが実った、
そんな想いです。決勝は、中学校選抜時代、勝てなかった相手なので
ぜひ、勝ちたいですね」と、決勝への意気込みを話していました。
東海選抜のA・Bブロック決勝、Aブロック3位決定戦は20日、試合会場は
グリーンフィールド中池です。
@成長中のFW陣

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