全国高校ラグビーの愛知県大会が終わりましたね。決勝の舞台に立った
4校の戦いは、本当に素晴らしかった。たくさんの涙も見ました。それに
つられてか、何度も私の目頭が熱くなりました。
第1地区で優勝、花園への切符を初めて手にしたのが春日丘。本当に
おめでとうございます。
「楽しみは与えられるものではなく、自分たちで見つけるもの」
常日頃からそうおっしゃっていた宮地先生。ひとつ勝つことで次を戦える
楽しみ。ひとつ勝つことでさらに上への挑戦を得る楽しみ。勝つことで
全国大会にいける楽しみもそう。春からその頂を選手たちの力で手にいれて
きましたね。新聞にも掲載されていましたが、昨年の愛知県大会決勝後から、
お正月も休むことなく続けた練習。先生、指導陣、そしてサポートの皆様の
理解も彼らを強く支えたと思います(確か、全国選抜を決めた東海選抜後、
新チーム結成してから初めて休養があったような気が)
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「花園は一番努力したチームが行く場所」(これは某校の先生のお言葉)
夏の時点で負傷者、たくさんいましたねー(苦笑)。気がつけばオール愛知も
苦しかった(苦笑)。復帰予定時期が本当に気になって、シード校の初戦までには
帰ってこれる?と、冗談抜きに心配しました。試合後、選手のひとりに聞いたところ、
10月になってようやく揃ったとか。ヒヤヒヤでした。でも、彼らが不在の間、
そこを埋めるべく力がきっと成長しているはず。決勝の舞台は、帰ってきた
選手も含め、本当にみんな、頑張り輝いていたと思います。
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試合後、それを実感するお話を聞かせていただきました。
「ひとりで見る夢はただの夢。みんなで見る夢は叶う夢」
春日丘は、御所(奈良)を慕っていて、長期の休みとなれば御所合宿が
組まれるなどまさに兄弟ともいえる仲。その御所を率いる竹田先生が宮地先生に
伝えた言葉は、みんなで見た夢、それは選手だけでなく、先生、コーチ、
父母会、OB会、支える人の全てが見た夢だからこそ、叶う。花園出場は
強い想いが結集した形。誰一人欠けることなく見た夢だからこそ。
夏の菅平以降、春日丘にはなかなかお邪魔できなかったので、全国大会までにはぜひ。
みんなの様子、伝えたいです。待ってて!
宮地先生、ありがとうございます。そして長きにわたりチームを見守っている村上さん。
嬉しいですね。おめでとうございます!。
春の風、今冬は西へ。花園で暴れて欲しいと願っています。
@学校法人中部大学 春日丘高等学校(初出場)