21日、夕刻17時キックオフ、トヨタスポーツセンターにてトヨタ対クボタの
定期戦が行われました。ここ数年かな、トップリーグ開幕前に組まれている
こともあって、多くのファンが足を運び熱心に見守りました。
ミニ国が行われた中池をあとにし、到着したのは後半。細かいミスはあったものの、
トヨタアタックでできたラックへのサポートスピードであったり、フォワード陣の運動量には目を
見張るものがあった印象。途中交代で出場した選手達も、視野を広く持ち積極的に
ボールを散らし緩急をつけ走りこむなど、トヨタの仕上がりは順調な様子。
結果は36-0(前半:17-0、後半:19-0)とクボタを完封でトヨタが勝利。
試合後、朽木監督は
「サントリー戦に向け最後の実戦。近場のフィジカル、1対1のコンタクト、
ディフェンスのリアクションなど、収穫があり課題も見つかった試合。
課題が多いことは、それだけのびしろがあるということ。夏合宿で得た自信に
今日の勝利の自信を加え、あと2週間、いい練習をしてトップリーグ開幕を迎えたい」と
春以降、積み上げてきたものに対し、強い手応えを感じている様子。
一方、ノートライという悔しい結果のクボタ、佐野監督は、
「ミスが多く、意図したことができていない。ボールを待っている状態で、
コミュニケーションをもう少し上げていかないと。今日の結果で、
この状況は、みんなで打破していくべきもの、というのを選手を含めチームが心底、
感じたと思う」と渋い表情でしたが、「ひとつひとつ、シンプルに、シーズンを
通しスキなく戦っていきたい」と、2週間後に迫ったトップリーグ開幕に向け、
顔をあげ話していただきました。
朽木監督、佐野監督、ありがとうございました。
後半、途中出場のトヨタ黒宮選手。気がつけば今年が6年目!。時間が過ぎるのはホントに
早いものです。試合後、補食をほおばりながら「今年も頑張ります!」と答えてくれた横顔、
1年ごとに逞しく見えるのは、成長の証かなと思ってみたり(微笑)。
ジャパンラグビートップリーグ2010-2011は、9月3日(金)、東芝対三洋電機で開幕。
トヨタは9月4日(土)、サントリーと豊田スタジアムで対戦です。
「サントリーには勝っていないので、いかに自信を持って戦えるか。悪い歴史を
打ち崩したい」(朽木監督)。
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