ほんの少しだけ別れの季節

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愛知県では本日、新聞紙上に教職員の異動が掲載されています。
知った先生方の異動を目にすると、思うようにはいかないやるせなさや、
その報を耳にされた方々の思いなど、上手く言葉にできない感情が
こみ上げてきたりで、ちょっとしんみり。いろんなシーンが頭に浮かび、
ついシクシク・・・・・・。今回は特に、胸が痛くなりました。
ラグビーに関わるようになって、その分、先生方とお話する機会も増え、
多くの方からラグビーの楽しさや、人として、また人生の道しるべを教えて
いただくなど、めぐり合った先生方、お父さん、お母さんには本当に感謝しています。
その中のおひとりが、3月いっぱいで今の学校を辞め、愛知を離れ、
新たな学校へ赴任されるとのこと。報せをお聞きしたときは、ただただびっくりで、
冒頭の文のよう、自分の思いをうまく言葉にできずといった感じ。会話しながら、
こみあげてくるものがありました。
笑顔や悔しい顔、いろんな表情と成長を記憶や記録に残してくれたチームは、
おととし、秋の花園予選で決勝に進出する快進撃。やんちゃで、
一歩間違えば、違う道に進みそうな子供達と真摯に向きあい、中高一貫指導の
6年を愛しむように育てたチームは、それはもう、まとまりがよくて。
確か、準決勝か、決勝前、どっちだっけな?、に行われた壮行会で、
壇上の主将が感極まって、隣にいる先生を、「天国にいる先生のためにも・・・・・・」と
大胆な発言。その後、会場はもちろん大爆笑に包まれたそうで(微笑)。
なんていう、先生方との信頼の絆も本当に強かった。
いつも同じことを書き記していますが、ラグビーで培った絆は一生の
宝物。そして、またどこかで必ず会えるはず。私はそう信じています。
今、この時だけ、ほんの少しお別れ。だから、「さようなら」ではなく、
「ありがとう。また会いましょう」と、言葉を繋ぎたいな。
@2008年11月、花園予選、準決勝後
後藤先生、短い間でしたが本当にありがとうございました。
進まれる新しい道にエール。これからも、いつまでも、応援しています。

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コメント

  1. 名中保護者 より:

    私達は一年しか接することができませんでしたが、
    わずかな期間でも熱いものや、優しいオーラを
    感じさせていただける先生でした。
    これからも息子達と一緒にいてくださる~と思っていただけにとっても、残念でなりませんでしたが…
    先生の新しい門出!
    きっと先生を必要としている子供たちが待っていることでしょう。
    感謝の気持ちで、そして私もまた会える!と思って~
    「さようなら」はお伝えしてません。
    「本当にありがとうございました」ですね。

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