自然体から存在感

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

トップリーグ第6節のNEC戦、FBで80分間フル出場したのが、ヤマハジュビロの
冨岡耕児選手。一つ前、第5節のサントリー戦に先発出場した時、
試合に臨むにあたり、どんな点を心がけますかとお聞きしたところ、返ってきた答えは、
「ウィング、フルバックとポジションが変わっても、やることは同じ。思い切って
プレーするだけです」と。


冨岡選手を見ていてすごいなと感じる点は、常に「自然体」でいること。
その姿がチームに浸透し、誰からも慕われている存在感を放っているのは、
他の選手に話を聞いている時、よく思うことのひとつで、
「トミーがいると安心する」
「自然とリーダーになりチームを支えていく選手のひとり」
「本当に面倒をよく見てくれる先輩です」などなど。
NEC戦、チームの最後尾、FBの位置で黙々とキック処理を行いながら、
瞬時にチャンスと判断すれば、自らキックを使い敵陣へ攻め入るなど。
前半21分にはヤマハ、マッコイド選手のトライをチャンスメイク。安定したプレーで
チームを支える様子は自然且つチームにとって大きな存在。
@最後尾からGO!
NEC戦後に残したコメント
「前半10分、僕のキックでフォワードを前に出せなかったことが、非常に悔やまれます。
普段の練習で起こったことが試合に出ている。だから11月の1ヵ月間も、
いつも通りにやる練習の中にこそ、やるべきことがあり、そこで意識することが
大切だと思います」と。
自然体で発する言葉からストレートに伝わってくる想いは、胸に染みこんでくる印象。
持ち味の鋭いランに加わる経験という名のチカラが加わった冨岡選手のプレー、
これからも楽しみです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*