瑞穂のお正月@全国地区対抗大学ラグビー

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お正月の瑞穂といえばこれ。
「第59回全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会」。2日、1回戦の4試合が、
快晴、瑞穂特有の横風というか巻き風が吹く中でおこなわれました。


<試合結果@1回戦>
環太平洋大学 36-31 仙台大学(前半:19-14、後半:17-17)
@前半18分、環太平洋大学WTB冨田選手のトライ
2年連続2回目(中・四国)の環太平洋大学と、9年ぶり5回目(東北)の仙台大学との
対戦は非常に白熱。一進一退の攻防を繰り返し、前半を19-14の環太平洋大学リードで
折り返すも、後半10分に仙台大がトライを上げ19-19の同点。しかし、そこから続けて3本の
トライをあげ、36-19と環太平洋大が突き放す展開。勝負が決まったかに思われたが、
残り5分で仙台大が2トライをあげる猛追を見せるも、後一歩及ばず。環太平洋大は、
開校2年目、部員のほとんどが2年生。今年10月に人工芝の練習グラウンドが完成
するまでは、野球場等で練習をするなどしてチームを鍛え上げてきたとのこと。
今後の躍進に期待がかかります。
新潟大学 24-15 大阪工業大学(前半:14-15、後半:10-0)
@新潟大のアタック
5年連続13回目(関東2区)の新潟大と、関西Cリーグを優勝、初出場の大阪工業大。
個の強さを活かし積極的な攻撃を見せる大阪工業大を前に、新潟大も思うような攻撃
ができず、前半は14-15と大阪工業大がリード。後半も15分過ぎまで、
どちらに流れが傾くかわからない展開の中で、チャンスをトライに結びつけたのは新潟大。
19分、23分にトライを上げ、終了間際の大阪工業大の攻撃を振り切って勝利。
試合後、新潟大の橋本監督は、「予想以上に相手のプレッシャーを受け、後手に
回ってしまった」と、振り返っていました。
名城大学 97-5 道都大学(前半:50-0、後半:47-5)
@前半終了間際、名城大PR3中野選手のトライ
@道都大のフォワード
東海学生Aリーグ2位の名城大と、2年連続8回目(北海道)道都大の対戦は、
名城大が前半から主導権を握る。「フォワード一辺倒ではなく、常にボールを
動かすことをテーマにし、試合へ臨んだ」と、試合後に話していたよう、
これまでなら密集サイドを突破するフォワードがボールを持ち、その後バックスに展開。
前後半通じ15トライをあげるなど、戦力の充実ぶりを披露。道都大は、名城大のミスから
ボールを運ぶもなかなか繋がらず。あげた1トライは、後半24分。相手のペナルティから
左へ展開、WTB松山選手が抜け出しトライ。
東京学芸大 22-19 日本文理大学(前半:12-12、後半:10-7)
@横じまのジャージが、東京学芸大
両校の熱心な声援が響く中でおこなわれた第4試合。東京学芸大が先制。
しかし、日本文理大が追いつき逆転するも、前半26分に東京学芸大が追いつき、
12-12の同点のまま後半へ。後半1分、ハーフウェイラインのアタックから、
日本文理大CTB宮部選手が50mを独走し、再び逆転。ところがまたもや、
東京学芸大が追いつき、試合は残り5分を切るまで、手に汗握る展開。
30分、日本文理大がゴール前で我慢しきれずにオフサイド。そのペナルティを
しっかり決めた日本学芸大が逃げ切り勝利を手にした。
ノーサイド後、ひざから崩れ落ちる選手の姿や涙。試合にかける思いに
心を打たれました。
準決勝は4日。
環太平洋大学対新潟大学、名城大学対東京学芸大学の組み合わせです。

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コメント

  1. 道都OB より:

    道都大OBです。4年生も引退でインカレ敗退なのでモチベーションがガタ落ちなのはわかりますが悲惨ですね。
    うーん。試合結果ありがとうございます。

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