マイクロソフトカップ、ファイナルの熱

8日、「プレーオフトーナメントマイクロソフトカップファイナル」の東芝対三洋戦が、
秩父宮ラグビー場にておこなわれました。
公式発表観客数「17082人」。繰り広げられた攻防を目の前にした17802人の
感じ方は、それぞれ。でも、ラグビーが持つ熱、チームや選手が発した熱というのを、
ほんの少しでも感じていただけたら、感じて欲しい。そう願った試合でした。
両チームの関係者、選手。そして足を運んだファンの皆様がいてこそ、
あの空気ができた。その場所にいることができた幸せを感じながら、ああ、
ラグビーって本当にいいスポーツだよなと、改めて思いました。

＜試合結果＞
東芝　17-6　三洋（前半：12-6、後半：5-0）
＠東芝：和田監督代行
「まず、試合を振り返る前に今回の件で2度に渡りラグビーを裏切ってしまった
ことをお詫び申し上げます。試合は、予想通りクロスゲームになると思っていました。
選手たちはブレイクダウンやいろいろなプレッシャー、しんどい中でやろうとしていたことを
やりきり、やりにいってくれました」
＠東芝：廣瀬キャプテン
「ラグビー界のみならず、スポーツ界を揺るがしてしまった後、こうして試合をおこなえ、
その多くに感謝しています。試合は、マイクロソフト決勝にふさわしい引き締まった
試合になったと思います。1本目のトライは、狙っていたし、ボールをインゴール以外で
置く気はなかった。最後のトライも、みんなのプレッシャーから、みんなの思いが
こもったボールが、たまたま僕の前に転がってきただけ。MVPは嬉しいです。でも、
みんなで貰った賞と思っています」
＠三洋：飯島監督
「残念な試合でした。ディフェンスやブレイクダウンの圧力と、うちもよく相手の攻撃を
防ぎましたが、東芝さんがいい試合をしました。もう一度、しっかりと考え、
次の試合に臨みます」
＠三洋：榎本キャプテン
「悔しい試合でした。チャンスはありましたが、ものにできませんでした」
＠前半36分。東芝・廣瀬選手のトライ後