上を向いて

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先週末に行われた、愛知県高校ラグビー新人戦の準々決勝。点差がついた試合、
ノートライだった試合、僅差の試合といろいろありました。ここまで勝ち残った8校の中で、
印象的だったのは、横須賀高校。横須賀高校は、名南・知多支部予選を2位で通過。
県大会の一回戦では、一宮工業を終了間際のトライで逆転し、2回戦へ進出。
三好と戦った2回戦は、残念ながら36-0で敗れたものの、グラウンドの中、
そしてベンチ、スタンド。どの時間も、途切れることがなく、響いた声援からは、
チームの結束とそれぞれが持つ心の強さを感じました。


@1本返そう!、ゴールキックに一丸となったプレッシャー
「練習どおりにいこう」、「いける、いける」と先生の声。体格で勝る印象を持つ三好の選手に
向かう、ひるむことないタックルに、ベンチの選手がこぶしをぎゅっと握り締め、
「ナイスタックル!」と叫ぶ。
試合をおこなうのは、グラウンドでプレーしている15人の選手だけではなく、
横須賀高校ラグビー部を取り囲む全ての力が、ここで今戦っている。
そんな光景に、ジーンと胸が熱くなりました。
@試合後、涙を見せた選手たちも、時間が少し経てば笑顔。
@下を向くと涙がこぼれるから。だから、上を向いて。
見上げた空の青さ。次はかすむことなくはっきり見えますように。
春、またみんなの成長した姿に会えること、楽しみにしています。

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