【日英親善試合】ヤマハ発動機ジュビロ対イングランド州選抜

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先週の金曜(12日)、日英親善試合第2戦、ヤマハ発動機ジュビロ対イングランド
州選抜の試合が、ヤマハスタジアムにておこなわれました。
イングランド州選抜の2009アジアツアー最終戦(でいいはず)ともなる国際試合は、
ヤマハスタジアムで開催されるラグビーの国際試合としても初。先におこなわれた
関東代表との試合は、観客の入りが少なかったようで、心配しましたが、
金曜のナイト、ということもあってか、3000人弱の観衆。足を運んでいただいた
皆様には、感謝です。


【試合結果】
ヤマハ発動機ジュビロ 20-36 イングランド州選抜
(前半:20-9、後半:0-27)
試合序盤は、互いの出方を窺うようなキック合戦。先制したのはヤマハ。
7分、リズムよくボールを繋ぎ、連続攻撃で敵陣ゴール前に迫ると、押し込んだ
モールからLOローリー・ダンカンが右隅にトライ。10分、敵陣のマイボール
ラインアウトを起点に、CTBグラント・マッコイドが抜け出し、パスを受けた
FB中園が右中間にトライし10-0とリード。15分過ぎにようやく緊張がほぐれ始めた
イングランド州選抜は、ペナルティゴールを20分、26分に決め、10-6。
しかし28分、ヤマハは敵陣10m右サイド、相手ボールのラインアウトから
こぼれたボールをFL小林が拾い上げ抜け出すと、そのまま25mを走りきり
右中間へトライ。CTBグランタ・マッコイドのゴールキックも決まり17-6。
3名のプロ契約選手を除けば、アマチュア主体というものの、屈強な選手を
揃え激しさと巧さを持つイングランド州選抜に対し、当たり負けすることなく
点差を広げる展開に、場内からは大きな拍手が沸き起こる。その後は
互いに1本ずつペナルティゴールを決め、20-9とヤマハリードで後半へ。
@前半、イングランド州選抜のアタック
後半開始から積極的に攻めるヤマハ。リズムよく、ラックを連取。ボールを
持ち出し敵陣ゴール前に迫るも4分、逆にターンオーバーされ、WTBニコラス・ロイルに
自陣から55mを走りきられ右中間にトライ。ツアー注目選手のひとり、
SO10マーク・ウッドロウのゴールキックが決まり20-16。ハーフウェイラインを
挟んで激しい肉弾戦が続く中、16分にシンビンを受け1人少ないヤマハに対し、
イングランド州選抜がペナルティゴールを決め20-19と1点差に詰め寄る。
22分には、FB15クリス・ビシェイが鮮やかに中央突破、途中出場の
ウェイン・スプラングルと繋ぎ、SHトーマス・リチャードソンがポスト中央へ
ダイビングトライ。ゴールキックも決まり20-26とイングランド州選抜が逆転。
残り5分、ヤマハは敵陣ゴール前でNoモセ・トゥイアリやWTBで出場の
デーリック・トーマスらを軸に連続攻撃でゴール前に迫るも、白い壁を打ち破ることは
できず、後半は無得点のまま、20-36でノーサイド。
@マイボールをキープ、ヤマハ
試合前日、「イングランド自体、タイトなゲームをしていますが、このツアーは
フォワード、バックスともにボールを回し、展開ラグビーをしていきたい」と
話していたイングランド州選抜が日本で2連勝。2009ツアーの最終戦を締めくくった。
@No Side!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*