花園への思い

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少し前の中日スポーツの紙面から。
瀬戸西ラグビー部の大島健吾選手の特集です。

新聞紙面にもあるよう、大島君は、左足首から先が欠損。
ラグビーの時は、それを補うため義足を装着してプレー。
プレー中の写真(これは6月のセブンズ)を見ると、ちょっと左足が
細いかなとは思うのですが、よく目をこらさないとわからない
ぐらい。多くの人は、「えっ、そうなの?」という感じ。
春まではウィングをやっていたのですが、夏を越えた秋は、
フランカーとして、高校ラグビーの集大成、花園に向けた
チャレンジが始まります。

義足でラグビー?。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
彼のラグビーをやりたいという思い。
そして、そんな彼をみんなが受け入れている。
可能性、魅力、ラグビーってホントに素敵なスポーツだなと。

瀬戸西は夏前の7人制大会で台風の目となった勢いを持つチーム。
昨年、ホントに悔しい思いをした、あの涙を忘れずにこの1年、
仲間達と切磋琢磨しあいながら1日、1日を積み重ねてきたと思います。
瀬戸西の初戦は23日、刈谷ウェーブスタジアムにて愛知朝鮮。
愛知朝鮮は、なかなか単独が組めなかったのですが、今の3年生たちの
「愛知朝鮮でラグビーを」という思いに惹かれるよう大きく力をつけてきたチームです。
高校生たちの秋、こちらにもどうぞ、熱く温かいご声援をいただけますよう
お願い申し上げます。

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