のびしろ

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以前、ケビン・シューラーアドバイザー(前ヤマハジュビロ総監督)へ、日本と
ニュージーランドにおけるラグビー文化の違いについてお聞きしました。その時、
自分の年齢と一緒に経験を積み上げ高いレベルでプレーしている、オールブラックスの
キャプテン、リッチー・マコウ(RichieMcCaw)選手を例に挙げてくれました。
「20~24歳がラグビーをしていて1番伸びる時期。この年代で優れた選手達を
もっと早く社会人でプレーさせることができれば、この先24歳で日本代表キャプテンに
選ばれる選手が出てくると思います。自分の年齢と同じ歩みで経験を積むことは
とても大切ですから」
その期待をかける選手のひとり。昨年、熊谷工からヤマハジュビロへ入団し、今年で
2年目のシーズンをむかえた中島拓也選手(センターバック)。


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4月2日、ヤマハ大久保グラウンドでの練習後に、中島選手へアタック!。3月
下旬に鹿児島でおこなわれたU20合宿について感想をお聞きしました。
「同期の人と一緒にプレーしたことは、刺激になり楽しかったです。プレー面では、
一年間、ヤマハで社会人として練習をしたこともあって、コンタクトの部分では
皆が小さく見えました。今回は第一次合宿、次はメンバーが絞られて第二次合宿が
あります。まずは、それに呼ばれること。そして最後までメンバーに残りたいですね。
自信はもちろん!」
@大久保グラウンドにて
中島選手、ありがとうございました。
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昨シーズンは、トップリーグ最年少選手として登録。試合出場こそありません
でしたが、社会人のラグビーの中で鍛えられて成長した姿を見ることができました。
中島選手が持つ”のびしろ”は、ファンの誰もが期待しています。
「IRB JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP WALES 2008」へ参加するU20日本代表
スコッドメンバーを目指す戦い、第二次選考合宿は4月11日から辰己の森@東京
でおこなわれ、最終メンバーが絞り込まれるようです。一番のびしろを持つ選手達の
輝きを、この目で見たい。中島選手だけではなく、合宿参加の選手達はそれぞれに
可能性を秘めた選手達だから。
これからの”のびしろ”へ期待を込め、中島選手の成長、そして若い力を見守って
いければと思っています。合宿参加の皆様、そしてスタッフの皆様。応援しています。

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