魔法の言葉

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15日から3日間の日程でおこなわれた、ラグビーの東海選抜大会も終了。
優勝は西陵高校、おめでとうございます!。
今大会は、東海4県のチームが参加したことで、愛知県以外のチームを見る機会にも
恵まれました。登録人数もバラつきがあったよう3年生が抜け、2年生・1年生中心の
チーム。監督、チームスタッフの方々も編成に苦労されたと思います。
どのチームからも見せていただいたひたむきなプレー、それを支える気持ち。熱いものに
ふれることができ、本当に感謝しています。
その中で印象の強かったチームが、静岡県予選を1位で今大会へ臨んだ静岡高校でした。


@マイボールをキープ(赤ジャージが静岡高校)
@インゴールを目指して
15日の一回戦は岐阜工業との対戦。試合は前半に岐阜工業が先制、その後は静岡が
追いつき、終了間際に7-10と逆転しハーフタイムへ。後半は一進一退の攻防、
15分に岐阜工業が逆転し12-10。残り時間は3分ほど、静岡は敵陣で
プレーするもボールは岐阜工ボール。ところが、そのボールがこぼれ本当に終了間際で
逆転。歓喜の声が沸き上がりました。
最後、取りきった選手達の集中力があったと監督は話していました。もちろん、
選手達の素晴らしいメンタルが一番の要素だと思いますが、このチーム、
ベンチから送る声援が、本当にすがすがしいと。ミスを責めることなく、
「大丈夫、大丈夫」「いける、いける」「切り替えて、次いこう」と、常に前向きの声。
この声に勇気付けられた、そんな選手もきっといるのではないでしょうか。
@ベンチから送られる声援は魔法の言葉
素晴らしいベンチワークですね、と監督にお聞きしたところ、
「練習の面倒や試合のスタッフは、OBのみんながやってくれているんですよ。
大変とかではなく、みんな好きでやっていること。楽しみたいという気持ちが
ありますから。このチームを率いることができ、僕は教員として本当に幸せです」と、
話す横顔は心からの笑顔。その笑顔を見ながら、私も幸せな気持ちになりました。
勝ち取った15日の勝利に、きっとベンチワークも貢献している。
心から「頑張れ」と願う気持ちが込められた言葉は、持っている力以上のものを
引き出すことのできる、魔法の言葉のはず。
次は、夏の総体で会えるのでしょうか。楽しみにしています。

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