2008東海学生ラグビーリーグ戦@最終節

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23日、2008東海学生ラグビーリーグ戦の最終節が瑞穂公園ラグビー場をはじめとする
県内各地でおこなわれました。
Aリーグの2試合がおこなわれた瑞穂は、3位をかけた愛学大対朝日大、
そして全勝対決の名城大対中京大は、勝利した方がAリーグ優勝となるゲーム。
2試合とも、勝負の行方が最後までわからない白熱した展開。
ラグビーの持つ志の高さを見せていただいた、中京大、名城大、愛学大と朝日大の
皆様には、本当に感謝の気持ちです。ありがとうございました。


<試合結果@Aリーグ瑞穂開催分>
愛学大 22-14 朝日大(前半:17-7)
前半開始から、積極的な姿勢で攻撃を続ける愛学大。先制は13分過ぎ、
セットプレーをキープ、フォワードが押し込んだ後バックスに展開し、WTB11伊東選手(3年)が
右隅へトライ。CTB12吉田選手(2年)のゴールキックも成功し7-0。朝日大は
密集サイドをついてゲインするものの、思うように敵陣でプレーができない展開。
ハーフウェイライン付近の攻防が続く中、愛学大が25分過ぎにFB森田選手(3年)、
CTB12吉田選手のトライで得点を重ね、17-0とリード。しかし、終了間際、
朝日大がマイボールスクラムを押し込み、LO5丸茂選手(4年)のトライで1本返し、
17-7でハーフタイムへ。
@愛学大、3本目のトライ。吉田選手
後半開始の主導権は朝日大。HO陣選手(3年)の積極的な仕掛けからチャンスを作るも、
ゴールライン前のペナルティでなかなかゴールラインを越えることができず。
さらに14分過ぎ、シンビンの10分間をひとり少ない14人で戦うことに。お互い、
ターンオーバーで攻守がめまぐるしく入れ替わる展開、スコアが動いたのは25分過ぎ。
自陣、愛学大ボールのラインアウトをターンオーバーし朝日大が展開。
中央付近の密集からHO陣選手(3年)が上手く抜け出しトライ。ゴールキックも成功、
17-14と点差を3点差まで縮める。しかし30分過ぎ、密集からの展開でディフェンスが
薄くなったところを突いたパスが繋がり愛学大、途中交代の佐藤選手(4年)が
トライをあげ22-14。朝日大も最後まで攻撃をしかけるがノーサイド。
愛学大の3位、朝日大の4位が確定。
@朝日大、HO陣選手(3年)の突破
名城大 12-21 中京大(前半:7-10)
全勝対決。勝てばAリーグ優勝、念願の大学選手権出場を目指す、関西5位との
決定戦への挑戦権を手に入れ、敗れた方は正月越えの全国地区対抗大学ラグビー
選手権への出場を目指す戦い。少なくとも過去4年の対戦は名城大の勝利。
小柄ながらも運動量豊富なフォワード、充実のバックス陣をそろえる両チーム、
前半は力みか緊張か、それとも前への気持ちのあせりからか、ペナルティが続き、
ゲームが切れる展開。その中でも10分過ぎ、敵陣ゴール前のスクラムから、
この日はSHに入った竹中選手(2年)が判断よく突破、サポートのフォワードが押し込み
名城大が先制、ゴールキックも決まり7-0。対する中京大は我慢し、
35分過ぎに得たペナルティで3点を上げ7-3。そして前半終了間際、
敵陣ゴール前のマイボールスクラムから自慢の強力バックスが切れ込み待望のトライ。
CTB12下嶋選手(4年)のゴールキックも決まり7-10とリードし後半へ。
@分厚いフォワードのサポート、名城大
中京ボールで始まった後半、前半から続く接点での激しい攻防のためか、
笛でプレーが切れるたびに座りこむ選手も。また、前半に多く見られた
ペナルティに対し修正する能力の高さを見せゲームは白熱。25分、31分過ぎ、
ゴール前のペナルティからペナルティゴールを選択した中京が小刻みな
得点を重ね徐々にリード。しかし35分過ぎ、中央付近からパスを繋いだ
名城大が、華麗にゴールラインまでもっていきトライ。12-16と1トライで逆転のスコアに。
勝負の行方を決めたのは、中京大SH今田選手(3年)。残りわずか、ハーフウィイライン付近、
名城大ボールのスクラムからターンオーバー。そのままゴールラインまで走りきり、
12-21。名城大は最後まで必死の攻撃を見せるもノーサイドの笛。
@中京大のアタック
2001年以来の東海学生Aリーグ優勝は中京大。
敗れはしましたが名城大も素晴らしかったと、私は思います。顔を上げ、
11月30日におこなわれる、全国地区対抗出場をかけた試合にのぞんで欲しい。
そう願います。

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