【試合結果】トップリーグ第1節、トヨタ対ヤマハ

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「2009-2010ジャパンラグビートップリーグ」が開幕。5日(土)、瑞穂ラグビー場では
第1節、「トヨタ自動車ヴェルブリッツ対ヤマハ発動機ジュビロ」の試合が
行われました。
開幕、東海ダービーということもあって、この日は3世代対決が実現。
将来の星、両チームが指導に携わるヤマハ・豊田ラグビースクール6年生対決、
OB戦は、ヤマハが2連勝と幸先のいいスタート。キックオフを前に、
河村たかし名古屋市長(河村さんは、東惑メンバー。最近は忙しく、なかなか
試合に参加できないそうですが、ラグビーはお好きでいらっしゃるとお聞きしています)
の始球式には大きな拍手。そして5000人を越える観衆の熱い視線が注がれる中、
試合は始まりました。


【試合結果@第1節(瑞穂)】
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 18-18 ヤマハ発動機ジュビロ
(前半:9-9、後半:9-9)
開幕の緊張感からか、相手のペナルティをトヨタは今年、新加入の
ダスティン・クーパー選手、ヤマハは2年目の五郎丸選手と2人のキッカーが
得点を重ね、確実にスコア。お互い、昨シーズンは初戦を落としているだけに、
試合前のコメント、「1点差でもいいので勝ちたい(山村主将@ヤマハ)」と
あったよう、とにかく勝ちへこだわったのではないかと感じました。
【試合後共同会見】
@トヨタ、(右:石井龍司監督、左:麻田一平主将)
石井龍司監督
「今日は地元開催ということで、そういった思いなどが選手の精神的なプレッシャーとなり、
なかなか自分達の持ち味が出せなかったのではないかと。そのあたりを考えると、
惜しい引き分けだった。でも、次に繋がる試合であると捉え、ホンダ戦に向け、
何が足りなかったのかというのをしっかり反省したいと思います」
麻田一平主将
「地元の開幕、瑞穂で迎えることができ非常に光栄と思いを持ちグラウンドで
プレーしましたが、監督が言ったとおり、トヨタのリズムでほとんどできなかった。
ゲーム中も感じていたし、試合後も同じ思いです。でも来週、試合はありますので、
今までやってきたトヨタの攻めのリズムというのをもう一度修正し、グラウンドで
出していきたい。そうすればもっと、もっと落ち着いてくると思う」
‐‐ キックが多かった展開については
石井龍司監督
「そういうところも含め、開幕地元開催のプレッシャーだったのかなという気がします。
ちょっと慎重に事を運びすぎたかなというところで、ヤマハさんに付き合って
しまったのかなと。とは言いましても、引き分けで、2ポイントを獲得し、
まだまだ優勝戦線には残っています。いや、昨シーズン、初戦で負け痛手を
負ったことを考えれば、昨年とは違う滑り出し。いい反省をしたいと思います」
麻田一平主将
「最初に言ったとおり、自分達のリズムはボールを動かすこと。攻めたいところを、
ヤマハがトヨタのリズムを寸断するというか、ギリギリのプレーですけど、
そういうところでヤマハペースになったのかと」
‐‐ 新人、復帰選手については
石井龍司監督
「春シーズンからホームページ等でも発言していますが、今年は新人が非常に頑張って
います。それぞれのプレーヤーがとまどいながらも一生懸命やってくれています」
‐‐ 今日は3世代ゲーム(スクール、OB、現役)ということでした
石井龍司監督
「申し訳ありません。実は、スクールとOBの結果を知らないのですが。(3連敗は
免れましたの声)そうなんですか。それはイベントを見直さないといけませんね。
勝てるようなマッチメイクを来年は開催できればと思います」
‐‐ 来週のホンダ戦は、エコカーデーということで、プリウスとインサイトが並びます
石井龍司監督
「燃費ではプリウスが勝ちます(微笑)」
@ヤマハ、(右:ケビン・シューラー監督、左:大田尾竜彦副将)
ケビン・シューラー監督
「引き分けで勝ち点2は取りました。反省としては前半、キックは良い感じで
したが、ラインアウトがなかなか取れず、リズムよくゲームの流れに乗れなかった。
もうひとつは、15人でプレーしたいですね。もったいない反則を注意していくのが課題。
両チームとも開幕のプレッシャーの中で、キック勝負になったと思います」
大田尾竜彦ゲームキャプテン
「土曜日の夕方開催の中、多くの観客の前で開幕戦を迎えることができ
嬉しく思います。両チームあわせノートライ、というタイトなゲームでしたが、
開幕戦の固さ、大事にいこうとする気持ちの表れだったのではと思います。
ヤマハは、自分達が考えるキックを絡めたラグビーが7割ぐらいはできて
いたと思うので、最後は反則しない、どこからトライを取りにいくのかという
切り替えを次に向け修正していきたいです。負けなくてよかった」
ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
トヨタ自動車ラグビー部オフィシャルサイト
ヤマハ発動機公式ウェブサイト「ラグビー部情報」

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