岐阜の「大垣西」と愛知の「名古屋西」による、初めての練習試合後、
そのグラウンド脇にて両校の合同練習がおこなわれました。1時間弱でしょうか、
熱心に続けられた練習後、大垣西の戸田監督がこんなことを話していました。
「いろいろなスポーツがあるけど、うちの高校は野球やサッカー、バドミントンが
有名で、ラグビーは部員が少ない。でも僕は、たとえ少なくてもみんなには
ラグビーの良さを伝えていきたい。痛い思いをしながらの練習や、厳しいゲキ、
そのどれもが他の部活にはないもの。だから、絶えず生傷を作りながらも
ラグビーに取り組む姿勢は、誇れること。自分に与えられた役割を黙々と
こなすことは、ものすごくカッコイイと思う」と。
私は戸田さんの監督姿を今日、初めて見ましたが、そういうことを言う戸田さんが
一番カッコイイなと（微笑）。選手に対し自ら体を張る、そして丁寧に繰り返し
指導する光景。
「ボールが無い場面で与えられた仕事を冷静にこなせるか。
ボールがある場面は、はやる気持ちを抑え冷静に自分をコントロールできるか」
＠低くタックル、大垣西
＠トライに対する気持ちの強さ
ちょっとだけ甲高い声が響くグラウンドで、耳に飛び込んできた言葉から、
感じた深い愛情。それを受ける選手が何となーく、うらやましくなりました（微笑）。
練習後、両校が組んだ円陣で、名古屋西の伊藤主将は
「去年は、15人で花園予選へ出てベスト16まで進みました。最後は三好に
ボコボコにされましたけど、それはいい経験になりました。とはいうものの、
今年の新入部員は少なく、このままじゃヤバイ（苦笑）。お互い人数を増やして
頑張りましょう」と、チームの将来と15人制出場へ向けた意欲
（お願いー、新入部員さん、ウェルカム！）。
＠体を張るプレーに逞しさ、名古屋西
＠低く、突き刺さるように
大垣西の西本主将は
「名古屋西のいいところを見習ってやっていきたいです」とちょっと控えめ。
この日、西本選手は試合へ出場していませんでしたが、タッチジャッジ
（でいいのかな）を務めた部員に対し、声をかけながら指導していたのかなと。
チームのためにできること。そういう姿勢、カッコイイと思います。カッコ良さの血を
引いていますね（微笑）。
＠昨日より今日、今日より明日
この日、気温は上昇したものの、岐阜第一、大垣西、名古屋西と爽やかな
チーム同士の対戦、そして栗本、北村両レフェリーの爽やかな笛。
時折吹いてくる、伊吹からの風も爽やかに感じ、とても楽しい時間でした。
ラグビーに対する誇りを胸に、これからも頑張って欲しいなと願っています。
＠フル稼働2時間、水をかけているのは？
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【試合のお知らせ】
19日（日）、第7回イーストリーグ（愛知県、東部の中学ラグビー）の順位決定戦が、
北陵中グラウンドにておこなわれます。
対戦カードは、下記の通り。
☆順位決定戦☆
7位決定戦：北－大森
5位決定戦：あずま－瀬戸南山
3位決定戦：北陵－水野
☆決勝☆
名古屋－守山東
13時30分ごろから最初の試合、7位決定戦が開始されると思います。
中学生の春にぜひ熱いエールを。
尚、学校には関係者以外の駐車場はありません。ご来場の際には、近隣の
パーキング、もしくは公共交通機関をご利用くださいませ（地下鉄名城線
黒川駅から歩いて10分弱）。ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
