憧れの瑞穂

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県内の高校生が瑞穂ラグビー場でプレーをする機会はといえば、新人戦、県総体、
そして花園予選と公式戦で3回ほど?でしょうか。意外と少なく、だからこそ、
瑞穂でプレーすることは県内高校生にとってひとつの憧れだとお聞きしたことがあります。
今年は、大学選手権2回戦がおこなわれたのですが、対戦カードのひとつ、
筑波大対早稲田大。筑波大の先発メンバー、SO河合選手は、地元旭野高校出身。
瑞穂でのプレーには、後輩たちが大きな声援を送っていました。


4年生の河合選手は、ジュニアの試合出場はあるものの、この試合が初先発。
試合後、古川監督は、「5連戦の中で、いろいろと考えましたがラインを動かすには
河合が一番だと思い、先発で起用しました。期待に見事応えてくれ、少ないチャンスを
攻撃に繋げた」と、記者会見で話していました。
@後輩たちの声援。河合選手にも届いていたと思いますよー。
直接、河合選手とお話しする機会はなかったのですが、3年生の時、指導に
当たられた先生から、こんなエピソードをお聞きしました。
(ありがとうございます)
高校在学時、最終選考までいったものの、残念ながら国体選手には選ばれなかった
河合選手。メンバー発表後、ひとり学校へ戻り彼以外、誰もいないグラウンドで
いつまでもいつまでもキックダッシュを繰り返していた、その光景は今も先生の脳裏に
焼きついているそうです。
県大会等の公式戦で、しかも決勝でしか踏むことのできない瑞穂の芝が、
大学ラグビーのラストプレーの舞台。これも、何かの縁でしょうか・・・・・・。
@思い出が刻まれたヘッドキャップ
幾多の思いが瑞穂の芝に刻まれるよう、河合選手のプレーも瑞穂に刻まれ、
そして後輩たちの心にも刻まれ、その勇姿は語り継がれていく。そんな幸せな空気を
ここ瑞穂にて共有することができ、何だか心がホッと温かい気持ちになりました。
河合選手は、今後もラグビーを続けられるとのこと。次なる舞台での活躍、
心から応援しています。

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