三重県は今日、3月1日が高校の卒業式で、愛知県は先週末から
今週の頭にかけてのようですね。高3のみんな、卒業おめでとうございます。
早いもので、中1から見る機会に恵まれたのがこの代。
当時、細かった選手たちも高校に入学し、仲間やライバルと
切磋琢磨し、すっかり逞しく(微笑)。中学の時から、
「勉強は大丈夫?」とか、「テストの赤点は?」と、時折
気にしていたのですが、みんな無事、卒業式を迎えることが
できたようで、ホッと一安心。指導に携わっていただいた
先生方、一番近くで一番の理解者だった保護者の皆様、
本当におめでとうございます。
中学から高校、というのは続けてきたものをこの先、どうするのかという
ひとつの岐路。春日丘ラグビー部の前主将、八木慎司選手もそのひとりでした。
ヤマハラグビースクール出身の八木は中学時代、全国大会出場したものの
高校で続けるか続けないか、悩んだそうです。勉強して地元の高校に進学し、
多分サッカーを選択するか、それとも声をかけてくれた春日丘でラグビーを
続けるか。もう少しラグビーを続けてみようと選んだ春日丘での活躍は、
1年生から先発に名を連ね3年生時にはチームの主将プラス、オール愛知の
キャプテンも務めるなどご存知の通りの活躍でした。
「続けてよかった?」
「よかったです。最初はホームシックになりそうでしたが、
寮生活(宮地家)は先輩や同期、後輩たちがいて、家族のようでした。
ラグビーを続けた3年間、思い返せば辛いこと、苦しいことはあったかもしれませんが、
それ以上に楽しく仲間に恵まれ充実した3年間でした」
主将の荷をおろした新人大会。後輩のもとへキックティーを運ぶ横顔は
3年間の充実を感じさせてくれるような素敵な笑顔でした。
お疲れ様、そして楽しい3年間、本当にありがとう
大学でもラグビーを続ける八木。また新たな寮生活が始まり
ますが、「高校で寮生活だったので、大学でホームシックには
なりません(微笑)」と。なるほど(微笑)。
大学ラグビーと将来に向かってがんばるしんじを
遠くなりますが、私はこれからもずっと、応援しています。
フライングだけど、卒業、おめでと!