@ノーサイド
冬の全国大会を目指し、高校ラグビーの各県、各地区大会が始まっています。
愛知県でも9月末に1回戦が行われ、10月の最初の週には2回戦が、各会場にて行われました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
「今年の一宮は強い」、そんな声が聞こえた2020年1月。
一宮高校ラグビー部は、県新人大会でベスト8に進みました。
進学校でもある一宮、これまでは新人戦の次に行われる県総体を最後に
3年生はラグビー部を(ほぼ)引退し、文武両道を掲げる中で、
勉強へとシフトチェンジしていくのですが、
残念ながら今年の県総体は支部予選も含め、新型コロナ感染拡大の影響を受け中止。
このまま、3年生は引退していくのかなと思っていました。
しかし。春、コロナ禍で活動が制限される中、ほとんどの3年生(全員でいいかな?)は
秋の大会までラグビーを続けると決めました。
「続けることを選んだとして、もしかしたら、秋の大会はないかもしれないぞ」、
そんな声を耳にしての決断。
決めたなら全員、全力で最後までやり遂げる。そのメンタルは本当にすごいなと感じました。
2回戦が行われた10月の初旬あたりも、補習(だったと思う)が夕方まであり、練習は17時頃から。
グラウンドは定時制の体育の授業の時間までと、限られた時間や環境の中でラグビーと向き合う日々。
春の総体に掲げた目標はベスト4。そこまであと一歩のところまできた一宮。
秋の県大会、ベスト4に向け、挑むのは名古屋工業。
慣例を打ち破って続ける彼らにとってきっと、今年の秋は特別な時間になると思います。
試合まであと2週間。日々が充実したものになるよう、ファンのひとりは応援するだけです。
一宮高校を取り上げて頂き、ありがとうございます。私もかつて一宮高校でラグビー部に所属し、今は息子が一宮高校でラグビーしてくれております。素晴らしい写真と共に、文章からラグビーへの愛情がひしひしと伝り、次のブログも待ち遠しいです。取材大変だと思いますが、頑張ってください。